Q&A

Q そもそも「遺言」とは何ですか?

ご覧いただきありがとうございます。ふじみ野行政書士事務所の星野です。今回は、そもそも遺言とは何かについてお答えいたします。

遺言とは、人の最終の意思表示について、その人の死後に効力を生じさせる制度のことです。

尚、遺言は法定相続に優先します。

 

Q 公正証書遺言を作成した場合のメリット・デメリットは何ですか?

ご覧いただきありがとうございます。ふじみ野行政書士事務所の星野です。今回は公正証書遺言を作成した場合の、メリット・デメリットについてお答えいたします。

<メリット>

・公証人が関与するので、方式や内容の不備による無効を回避できる

・自書能力がなくても作成が可能

・家庭裁判所の検認手続きが不要

・遺言者の死後、容易に遺言書の検索ができる

・偽造や改ざんされるおそれがない

 

<デメリット>

・遺言書の作成に費用がかかる

・証人の立会いが必要

 

Q 自筆証書遺言を作成した場合のメリット・デメリットは何ですか?

ご覧いただきありがとうございます。ふじみ野行政書士事務所の星野です。今回は自筆証書遺言を作成した場合の、メリット・デメリットについてお答えいたします。

<メリット>

・遺言者が遺言書の内容を秘密にできる

・作成手順を理解していれば比較的容易に作成可能

 

<デメリット>

・要件が厳格なので、方式が不備で無効となるおそれがある

・遺言者の死後に遺言者が発見されない場合あったり、一部の相続人により隠匿、改ざんされるお それがある。

・遺言所の内容に法律的な疑義が生ずるおそれがある。

 

自筆証書遺言でデメリットとされている点の多くは、行政書士などの専門家のチェックを受けずに1人で遺言書を作成することによって生ずるものですが、行政書士などが遺言書の作成の際、適切なアドバイスを行うことでデメリットの問題は解消できます。ですので、できれば専門家に依頼する方が確実かと思います。

 

Q 公正証書遺言を作成する場所はどこですか?

ご覧いただきありがとうございます。ふじみ野行政書士事務所の星野です。今回は公正証書遺言を作成する場所についてお答えいたします。

公正証書遺言を作成する場所は、原則として公証役場です。ただし、遺言者が入院中であるなどの理由で公証役場まで行けないときは、公証人が出張してくれますのでご安心ください。

 

Q 公正証書遺言とはどのような遺言ですか?

ご覧いただきありがとうございます。ふじみ野行政書士事務所の星野です。今回は公正証書遺言とはどのようなものかについてお答えいたします。

公正証書遺言とは、公正証書によってする遺言です。

遺言者は、公証人の前で遺言書の内容を口授し、その内容を公証人が文章にまとめ、公正証書遺言として作成します。

公正証書は、公証人が作成する公文書です。公証人は裁判官や検察官などを務めた法律実務家が任命されており、その公証人が遺言作成者の意思を確認しながら作成します。

したがって、公正証書遺言は一般的に信用性の高い遺言といわれております。

 

Q 自筆証書遺言とはどのような遺言ですか?

ご覧いただきありがとうございます。ふじみ野行政書士事務所の星野です。今回は自筆証書遺言とはどのようなものかについてお答えいたします。

自筆証書遺言とは、遺言者が、その全文、日付および氏名を自書して、これに印を押して作成する遺言書のことです。

遺言者に法律知識がないと、遺言書の法的効力をめぐり争いが生じることもあるので、行政書士などの専門家に相談するほうが安心かと思います。

また、遺言者が死亡して遺言を執行する前に、家庭裁判所で検認をする必要があります。